ひとりの道標

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バブル崩壊後の「101回目のプロポーズ」 舞台化で復活

「101回目のプロポーズ」が博多座で舞台化されるようです。バブル崩壊が顕著となった1991年のドラマ作品、現在にどんな恋を投げかける!? ひとりの道標 1991年といえばバブル崩壊直前の年。その兆候が見えていたとはいえ、僅か数年前に円高不況があったことさえ忘れていた。女友達の証券ウーマンは、入社3年目で1度のボーナスが80万円を超えたという、なんともバブルに関係ない業界にいた者にとって、ツマラナイ時代であった。 当時は恋愛においてもメディアが幅をきかせていた。恋愛指南などのハウツー本やトレンディドラマ、挙句に3高というフィルターを、女性に武装させたのもそうだろう。「高学歴・高収入・高身長」という3つのキーワードが、まずは世の中の男に絶望を与えた。 なんてのは嘘で、モテる男はいつの時代もいるものである。トレンディドラマといえばイケメンに限るという設定に、一石を投じたのが「101回目のプロポーズ」。42歳のおじさんと30歳の美人の恋愛ストーリーは、ピアノで別れの曲を練習し始めた友人にみられるように、影響あるドラマだった。 私自身はこのドラマを途中から観た記憶がある。僕は死にません。あなたのことが好きだから。というセリフを、みちのくひとり旅の道中、岩手の遠野の民宿で観たのが最初。CHAGE and ASKAの「SAY YES」が効果的に流れ、高視聴率ドラマ⇒主題歌バカ売れ⇒CD最強の流れのあった頃。 武田鉄矢ってイケメンではない。いえ、若い頃の彼は結構カッコイイのですが、少々バランスに問題が・・・(笑)。そもそもいい男、いい女という線引きは個人差の激しいもの。象徴的なキャスティングとして、武田鉄矢と浅野温子は当時のベストチョイスだったのだろう。 最終回に36.7%を記録した101回目のプロポーズ。果たして3高を求める女性が、武田鉄矢に擬似恋愛できただろうか?ストーリーに感動しても現実はNOであろう。もしかするとそれもありかも!?となるのが現実の恋愛で、恋愛だけは不可解なのである。 久しく恋愛してないなぁ。 という方は、博多座で「101回目のプロポーズ」をご覧になるものいいだろう。まだ脚本が上がっていないそうであるが、舞台は九州のとある藩で時代劇となるらしい。僕は死にませんのシーンはどうなるのであろうか?参勤交代の列に飛び出し、 僕は死にません~。クセモノじゃ~バサッ 斬り捨て御免となるのがオチというオチ。来年3月2日(金)~28日(水)博多座で、時代劇版 101回目のプロポーズとして公演予定。 ヤフーニュース 武田鉄矢 ちょんまげ姿で「僕は死にましぇ~ん!」 博多座 時代劇版 101回目のプロポーズ チラシ(PDF)
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