ひとりの道標

結婚できないひとり専門家、ひとり力を高めよう

家政婦のミタにみるはちゃめちゃ笑顔論

「の」と「は」はこんなに違う。それって何の話?笑わない家政婦さんですよ。ちょっと美人のね。 ひとりの道標 家政婦は見た! って勘違い効果を狙った番組タイトルと思っていたのですよ。 家政婦のミタ 笑顔のない主人公三田灯という一風変わった設定で、なんだか最終回に笑顔の三田さんというハッピーエンドは遠いのだろうか・・・。 本当に可笑しいから笑う。面倒くさいけど愛想笑い。仕事上の作り笑い。自然な微笑。笑顔には多くの種類があり、それ自体がコミュニケーションの手段となることも多い。男女問わず優れた武器となることもあるのだが、口角を上げれば笑顔になるという接遇は、単純ではなさそうです。 人は笑顔が望ましいのか? 実は笑わないという行為は、多数の中ではとても目立つものです。ホテルにとあるベテラン芸人さんのイベントを見に行ったことがあります。とても有名な方ですが、別に面白くなかったのです。だから私に笑顔はありません。芸人さんの視線があったのかは分かりませんが、視線を感じる自惚れがありました。 私はあまり話をしないとか、笑顔がないという評価を頂くことがあります。そんな事はないのですが、私の笑顔の基準は、親しさに比例します。でも取っ付きにくい人なんですね。それを心配してくれる人もありましたが、変えることは難しいのです。 それでも長くなってきた人生経験で笑顔を作ることは覚えました。それすらしない三田さんに共感もするのですが、ドラマの物語が進行すると、禁じられた笑顔であったことが分かって来ました。とても辛い思い出があるようですが、今宵少し理由が分かるみたいですね。 赤ちゃんはふたつのコミュニケーションツールを駆使します。笑うか泣くかという非常に分かりやすいものです。笑顔はうれしさ・楽しさ・快適など、泣き顔は苦痛・不快・何か訴えたい時などに。大人はそのふたつで、相手の状況を概ね判断します。 笑わないって? これこそ人生そのもの。育った環境が大きな影響を与えるのだと思いますが、笑わない術を覚えてしまうのです。 笑わない効果 結果として笑顔を独占提供すると、相手は気にしてくれます。気にしてくれると、何故だかネガティブな評価を打ち消してくれるのです。本当はそうじゃないんだよって。それを知った時になんて愛おしいんだ!と思うのは当然で、驚きでもあるのです。 という実体験があるのですが、笑わないという行動は、時に真面目であるというようにお固い印象になります。仕事では変な信頼感になったりするから不思議ですが、全く笑顔がなければちょっとした信頼関係もありません。その意味において三田灯は、不思議な信頼感を家族に与えています。 何故笑わないの? こんな好奇心が湧いてくるのです。人に興味を持たせるには、いろいろな方法があります。方法といっても自然な振る舞いですから、どういうことが人の興味の対象になるか分からないのです。 恋に限らず笑顔は重要です。それも自然な笑顔が浮かぶようになると、なかなか楽しい人生になりそうです。自然な笑顔ってとっても難しい。だからこそ笑顔を生むために話すこと。なんでもいいから話すことは、恋愛でも仕事でも家族でも必要なんですね。 やさしくなりたい?ならやさしくしなきゃね。