ヴィンテージという名の徳永英明をいただく 『VOCALIST VINTAGE』
音楽にヴィンテージがあるのだろうか?徳永英明のVOCALISTシリーズに新しいメニューが加わりました。
徳永英明といえばVOCALIST(ボーカリスト)が代名詞になりました、女性ボーカルのカヴァーシリーズで有名ですが、新しいVocalistはVINTAGEと名付けられています。これまでの作品が数字であったことを考えると、ある種の想いも伝わってきますね。
実は全くのノーマークだったんですね。このVocalist Vintage。音楽情報に疎くなるのも素敵なおじさまの証?!でもね、iTunesの先行配信で知ったという事実は今風でしょ?
徳永英明との出会いはレイニーブルーからという古株故に、Vintageの曲目リストが気になりました。
曲目リスト
1. 夢は夜ひらく
2. 悲しい酒
3. 虹色の湖
4. 人形の家
5. 再会
6. 酒場にて
7. 夕月
8. 北国行きで
9. ブルーライト・ヨコハマ
10. 伊勢佐木町ブルース
11. 恋の季節
12. 愛の讃歌
13. 別れのブルース
14. 真夜中のギター
随分これまでのシリーズに比べて、40代でも知らない曲目が多いのです。1960年代後半の楽曲が多いラインナップに少々手こずりますが、聴けば分かるさ!聴いてみよう!
http://youtu.be/uR9QzrROkKM
日本の高度経済成長期にリリースされた楽曲ばかりであり、やはりピンとくる歌は少ないのです。
昔、上司がカラオケで歌った知らない楽曲。
Vocalist Vintageを例えるなら、そうとも言えるのです。多分このアルバムを聴かなければ、出会うことのなかった楽曲もあるわけで、またPVで魅せる徳永英明の昭和テイストなスタイルも合わせ、昭和は演じなければならない過去になったのかと、ノスタルジックになるのは不思議な感覚。
女性の歌を男が歌ったらどうなる?というコンセプトで始まったVocalist。ヴィンテージであるならば、あえてヒットしなかった昭和の名曲のチョイスでも、大きな価値があったのではないか?
[W:ヴィンテージ]