ひとりの道標

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テレビ音楽民主主義の崩壊の果てにK-POPイベント中止

コンサートが悪天候・アーティストの急病などで中止になることはありますが、主催者が自己破産して中止になるケースは珍しい。K-POPブームとは裏腹な言い訳はチケットが売れへんねん・・・なのですが。 ひとりの道標 K-POPは個人的には興味の対象外なのですが、K-POP IN 豊岡-神鍋高原の主催者の自己破産(予定)によりチケット購入代金の返金がされない恐れがあるようです。楽しみにしていたファンは、勿論アーティストの直接的な責任ではないにしろ、ガッカリでしょう。 株式会社アンフィニジャパンの、代理人による声明がホームページに掲載されています。色々あったがチケットが売れませんでした。返金も難しいと書いてありますが、チケットぴあでは返金を受け付けており、返金されない騒動はどこで購入した人が対象なのか? 色々あったがを代理人の声明から引用しますと、
関係各所との行き違い等から、当初予定していたチケット販売計画は大幅な変更を余儀なくされ、チケット販売が低調に推移しました。
ということなのですが、この文章からは、チケットが売れなかった理由は販売側のゴタゴタと読めます。直接的なチケット販売ってなんだろうね~さて、テレビ音楽民主主義のお話。 テレビ音楽民主主義 勿論、こんな言葉はありません。テレビ番組には売れている楽曲、話題の楽曲が登場します。それは大衆に認知されているということであり、楽曲PRの手段として最適であり、その効果で音楽番組が一番輝いていた時代もあったほど。 いつしか音楽番組は激減し、楽曲PRの手段として意味が無くなりはじめました。徐々にインターネットへとシフトしはじめる音楽。でもね、ここでテレビ音楽民主主義に気づいた人がいたんでしょうね。 テレビで音楽を流すには、売れるか話題になれば良いと。 多数を占めれば法律が作れちゃう民主主義。アバウトな定義ですが、民主主義では支持票の塊が大きいほど影響力を発揮します。テレビ番組とは国会であり、それを動かす支持票の塊こそ、売れている・話題になっている音楽。 AKB48はCDを容易く売れる仕組みを作りました。K-POPは話題作りという仕組みで、話題を投げかけるという新しい形でした。今回K-POP IN 豊岡-神鍋高原で、理由はともあれチケット販売が低調に推移したということは、話題の投げかけが失敗したことを意味します。 そして、テレビ番組の意志により、音楽のブームを作る仕組みが存在したことの証明なのです。つまり、大衆が無視されたってこと?それが現在のテレビ音楽民主主義であり、それに気付くかの違い。意思表示するには清き一票ってことです。(清き一票なんてないけどねw) チケットぴあ お知らせ 株式会社アンフィニジャパン