じぇじぇじぇ!
連続テレビ小説「
あまちゃん」から飛び出した、岩手県久慈市の小袖地区の驚きを表現する方言なのだとか。
あまちゃんで注目すべきは昭和の回想シーンなのだが、昭和をどうやらムーブにしたがる輩がいる。
流行は繰り返すのか?それとも作られるのか?
連続テレビ小説「
あまちゃん」を観ていると、昭和を強く意識していることは我々世代なら理解できる。今ボディコンと言っても、それを理解できない世代がいることは感慨深いものだ。時代は確実に流れジェネレーションギャップも確実に存在する。そして今、昭和はテレビを中心にブームへと誘導されつつある。
連続テレビ小説「
あまちゃん」では、
小泉今日子演じる天野春子(あまの はるこ)の屋根裏部屋が度々登場する。
松田聖子に
チェッカーズ、吉川晃司に杏里に
YMOまで回想シーンに登場しているのだが、アラフォー世代からお年寄りまで反応するアイドルたちなのだ。
今、何故昭和をクローズアップするのか?
答えはやや簡単です。嘘か本当か知りませんが、若い世代の消費行動について色々な論議があります。若い世代は少子化で少なくお金を使わない。ならば、わざわざ少ない人口の消費者層に訴える必要もない。お金を使おうと思えば使える世代、そして人口がそれなりに多い層をターゲットにするのは、テレビ界隈の業界なら当然の成り行きだと思うのです。
地方も昭和に求心力を求め始めた 鹿児島の場合
DAISUKI!というバブル崩壊と時を同じく始まった深夜番組がありました。放送当時は東京にいましたからこの番組を知っているのですが、鹿児島市に本社のある西日本シロアリという企業のテレビCMで今年は見事に再現されています。一回観ただけでピンときたんですね。
DAISUKI!のパクリといっても過言ではないのですが、懐かしく感じたあなたは昭和ブームに飲み込まれる!?恐れが十二分にあります。
http://youtu.be/D1gW9zdj1zg
鹿児島のローカルCMですが、少し心配になったのがDAISUKI!って当時鹿児島で放送されていたのかな?ということなのです。放送されていなければ、懐かし効果は半減以下になります。ウィキペディアによると放送局リストにはないのですが、そこまで考えていなかったのでしょうか?まぁ、余計なお世話ですね。楽しいいCMですから。
昭和には長い時間がある 懐かしさもまだまだ人それぞれ
平成生まれなら一括りの昭和なのですが、実に64年もある昭和生まれでは、そうもいかない。昭和生まれは懐かしさのポイントが違うのです。88年ほど現在からさかのぼる昭和の始まりを思えば、長生きされている方も少ないのです。
あまちゃんが懐かしい世代は、歴史的には最近の出来事の世代といえますよね。
あまちゃん懐かし世代が共有する歴史の1ページになりそうな出来事はなに?と考えた時、日本ではなんだろう・・・。
事件・事故、経済、政治。
それぞれ深く思い出されるものがあります。僕らが習った歴史とは、年号と出来事のタイトルでした。今は違いますよね。歴史とは年号を覚えることではないってね。ちゃんと、理解しているつもり。
■ 西日本シロアリ 公式サイト TVコマーシャル一覧
http://www.n-shiroari.com/cm/index.html
■ ウィキペデイア DAISUKI!
http://ja.wikipedia.org/wiki/DAISUKI!
監修・選曲
宮藤官九郎 ソニーミュージック 2013-08-28