桜島が5,000mの噴煙を上げて
桜島大噴火 鹿児島旅行は安全なのか?と自分なりの考えを投稿しました。そのひとつの答えが、8月24日に行われた「第13回かごしま
錦江湾大花火大会」であると考えたのですが、素晴らしい花火大会は盛況の内に終了しました。
鹿児島市内の宿泊率に注目したサマーナイト大花火大会
人は危ないと感じる所にまず出かけません。本能的とも言えるのですが、時にそれが風評だと言われてもどうすることも出来ません。安全と安心というふたつの要素がクリアできるまで、その多くは時間との闘いです。災害などの印象的なニュース映像を観たからという単純な理由ではなく、そう、本能なのです。
桜島噴煙5,000mが鹿児島市へ与える印象
鹿児島市に住んでいると、全く危機感はありません。これぞ慣れの恐怖であり、災害に対するある種のマゾ特性だと思っています。火山の噴火を経験していない人にとって、やはり多くは驚きと恐怖だと思うのです。空を暗黒の何かが覆う恐怖は、雨でも台風でも火山でも同じなのです。
気象庁でもハッキリわからない噴火予測、僕に何らかの神秘的な能力があり噴火が予知出来るとしたら・・・。まぁ、現実にはそのような能力は全くなく、絶対安全だなどと言えないのです。ただ、
鹿児島市内を旅する方にとって何らかの安心材料はないか?と考えた時、ひとつの目安としてホテル予約(キャンセルなどの動き)の動向に注目すべきと思いました。
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8月24日のホテル予約は大盛況
現実は
鹿児島市内で9割を超えるホテルの予約がいっぱいでした。少しでも危ないと感じたらキャンセルが多発するだろう。と思っていたので注目していたのです。鹿児島にとって
桜島の噴火は厄介だという程度の認識に、ある意味毒されたのではないでしょうか。現実は局地的にキャンセルの動きがあったらしく、僅かに4kmの海を隔てた
鹿児島市内にはほとんど影響がなかったと言えます。
キャンセルの嵐は発生しなかったという嬉しい現実はあるものの、災害はいつ起こるかわからないのであり、また
桜島の大噴火をほとんどの人は経験していません。戦争を知らずにではありませんが、
桜島の大噴火を知らずに育っているので、未知の世界であることは旅人と同じなのです。
では、キャンセルの動きはないのか?
9月には3連休が2回あります。旅好きな人にとって絶好のシーズンになるかは暑さ次第ですが、
鹿児島市内は9月14日からの3連休でホテル予約の多い状況です。特に9月14日なのですが、この日の予約がキャンセルの動きに繋がるか、十分注目されるといいと思います。
都市部のホテル需要は個人の旅人もそうですが、学会や大会など団体旅行に大きく依存しています。旅行のハイシーズンだけではいかにも暇ですからね。団体が危険と判断する地域に鹿児島が当たるのかどうか?9月14日に医学系学会が開催予定の鹿児島なら、その判断もまたひとつの鹿児島旅行の目安になるでしょう。
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