アニメ映画監督の
宮崎駿氏が引退するようだ。長編アニメからね(^_-)-☆というオチがつくが、父親より年下なんだよな。ハヤオ翁。映画【
風立ちぬ】は7週連続
興行収入1位と絶好調だが、
風立ちぬのDVDが発売されたら・・・まて、地上波初の
金曜ロードショーで観るか!?
町工場のオヤジには、ボヤいていて欲しい
半端な大人はエンターテインメント?を素直に楽しめない。
これは僕のことね。映画なんて滅多に観ないが、久しぶりに観たいと思ったのが「
風立ちぬ」。ところが、
憲法改正反対なんて突然言い出すものだから、何?って思うわけです。
アニメーションに兵器は付き物で、戦うことに飢えてるいるのがアニメで、そのテーマが愛であってもアニメの兵器は必ず火を吹く。だからこそ、アニメの作り手の明確な個人的思想が目につくと、リアリティを産むんだよね。作り手の意のままに作品は完成してしまう。
零戦は戦うために生まれた兵器。だからこそ、
風立ちぬには明確な作り手の個人的思想はいらない。映画としての意志はあってもいいと思うが、もしかしてそれが素敵な作品だった場合、誰かの観るキッカケを奪ってしまうから。
結局、
興行収入で連続1位を獲得する
風立ちぬは、多分いらぬ心配だったのだろう。アニメ映画として楽しる作品に仕上がったのだろう。
だったら、映画よりお金かかるけどDVDで観てもいいかな。
さて、ハヤオ翁はおじいさんなわけで
宮崎駿氏はオヤジより年下の72歳。お元気そうだが70歳を超えた人間は、いたるところにガタがでる。オヤジは原因も分からず肺炎になり、生死の境を少し彷徨った。77歳夏の出来事だったが、ボケの進行が教科書通りで、人間の身体の衰えは画一的であり、ある意味滑稽に感じてしまう。
ハヤオ翁もきっと身体はボロボロなんだろうなと思う。話題の
憲法改正論を途中まで拝読したが、途中までというのは僕の思いと違った表現があったから。個人と個人の考え方なんて、外交じゃないのだから違えば( ´Д`)ノ~バイバイでいいと思ったからだ。
戦争体験にしても、オヤジより5歳若いハヤオ翁は
終戦時に4歳だったのだ。ほとんどの彼の想いは、少年から大人になってからの想いだと思う。経験や知識が加味された想い。
4歳の子供の特別な思いは、きっと
ひこうき雲。
なんか知らないが、決まったので終わりです。
ひとりのあとがき
零戦は戦うために生まれた兵器。
昭和40年代に生まれた男の子は、妙な子供時代だったよねと今思っている。戦後なんて雰囲気はないけど、貧乏は思いっきり貧乏で、それでもお小遣いを貯めて、
戦艦大和とかゼロ式
艦上機のプラモデル作りに夢中になった。戦争知らないけど、カッコイイ戦艦であり戦闘機の虜になった。
零戦を擬人化したら、やっべー玉あたりそうだったよ、ひーとか、ヨッシャ~って多くの敵機を撃ち落としたいだろうね。でも、優れた敵機の登場に撃ち落とされて、
パイロットと最後のお別れするの。貴様と飛べて良かった。ありがとうってね。
こんな不謹慎なことを、考えられる時代じゃなかったね、僕の子供の時代は。老いることは新しい記憶の喪失と昔を懐古すること。子供のうんちは進んで世話する人がいるけど、大人のうんちはお金払っても嫌がられるんだよね。いや、
機械的になるんだ。
大人はなんでもお金で処理できる。子供はお金じゃない、誰かがみてくれる。だから、子供に拘った作品じゃない新作が生まれた時、そのカテゴリである長編アニメから引退したのは実に明快でした。
町工場のオヤジは、仕事があるだけで嬉しそうな顔すると思う。顔には出さない人もいるね。でも、仕事あっての町工場だからオヤジは次回作ッて言われると、嬉しいと思うの。