2013
WBC(
ワールドベースボールクラシック)で、いよいよ決勝ラウンドを掛けたオランダ戦が今夜行われます。台湾戦が大熱戦だっただけに、八重の桜もヒヤヒヤかもしれませんね。さて、そんな
WBCで注目すべきは
井端推しを言い続ける
桑田真澄。
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野球のボール[/caption]
彼はこの
WBCで井端推しなのです。投手への対応能力の高さをべた褒めしているのです。つまり、直ぐさま打撃の修正ができトーナメントには必要不可欠な打者であると。
第1回選択希望選手、読売。
桑田真澄。
1985年のドラフト会議で流れたこの台詞。
伊東一雄さんの声と共に記憶にある人も多いでしょう。でも、30年ほど昔のことで知らない人も増えてますね。それだけ彼が長く活躍しているという事ですが、野球論といえば、そう、あの人の時代が長かったのです。
それは、
野村克也。
ID野球に
野村再生工場など彼の代名詞は多い。キャッチャーならではの視点から野球をデータ化。その先駆けが
野村スコープで少し懐かしいですよね。とは言うものの、彼の現役時代の姿は
西武ライオンズでの晩年のみ、
三冠王であったことは知っていても名選手の認識はまるでない。正直、ちょっと自虐ネタの監督さん程度の認識なのですね。
名選手名監督にあらずの言葉通りなのか、知る由もないのです。
桑田真澄の野球論。パソコンはノートを駆逐するのか
スポーツは最期は気合といいまして、技術的な積み重ねは当然の事ながら、更に相手を凌ぐ精神力を求めらる。技術の積み重ねはどのチームの行いますから、やはり精神力とかそもそもの素質というものがスポーツでは重要なのでしょうか。しかし、技術の積み重ねこそ問題であり、的確でなければ何にもならない恐れもあるのです。
常日頃、どう学ぶのか?
学問もスポーツも同じなのかもしれませんが、教える人はいかに解りやすく説明できるかが求められます。パソコンを駆使して説明する
桑田真澄の姿をテレビで観たことがありますが、動画やグラフなど視覚に訴える資料は実に明快。
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野村ノートは計算されていたか?[/caption]
野村克也氏の著書野村ノート。書き溜められたデータは技術のみならず組織論にまで発展します。野村氏が相手に理解してもらうまでが大変と言うように、解りやすく伝える能力は一見パソコンに負けていますが、桑田氏が指導した2012年の
松坂大輔の失敗が、個人的にそれを帳消しにしたと思っています。
それでも、この
WBC台湾戦で井端は結果を残した。
井端推しが実に証明されたのです。目の付け所が桑田でしょ?って事なのですが、野球論も勝負事。勝たなければ意味が無い。
桑田真澄公式サイト
2013 WBC(ワールドベースボールクラシック)