料理好きとしてはまずまず面白かった
江口洋介主演のdinner。それでも視聴率的には低迷し最終回は8.5%だったようです。月9と言えば我々世代には黄金伝説。
TVタックル推しの私には関係ないのですが、ビブリア古書堂のなんとかの最終回が8.1%と、ドラマ視聴率がどうにも伸びないみたい。
正直、視聴率を気にしてドラマを観ることはないけれど、視聴率のそもそもが制作側の営業用の数字であり、視聴率が高くなければならないのであれば、努力すべきはテレビ業界なのです。
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テレビ癌組はブラウン管とともに去ったのか[/caption]
久米宏 ニュースバラエティを仕掛けた男
ニュース番組がプライムタイムに進出。
NHKじゃあるまいしまさかの民放夜10時からの報道番組。という驚きと興味は、
久米宏が進行役だったからなり得たのでしょう。
ニュースステーションの始まりは1985年。
プラザ合意後の
円高不況からバブル景気へと、時を同じくするのが不思議なのです。
ドラマがまだまだ高い視聴率を獲得できた時代で、視聴率などという事を話題にする視聴者は少なかった。いいね!とかツイートなんて仕組みもない時代ですから、当然雑誌などが情報源として必要だったんですね。主題歌はドライブ必需品だしね。まぁ、色々なものが売れたってことなのです。
さて、当時のドラマといえばやはり月9なのでしょう。トレンディってね、少し自分より年上の設定の主人公が、こんなマンションでこんな生活、おまけにこんな恋愛してる~。
ないから。そんなこと。( ー`дー´)キリッ
作り物のドラマをみてる暇はない。サラリーマンは残業で稼ぐってね。これは今も余り変わらない仕組みの業界でしたから、自宅に帰り着く頃には
ニュースステーションなんですよ。実は、相棒など刑事ドラマの人気の秘密は、昔ながらの一話完結だから。と思っていますが、ドラマは流れがわからなくなると、観なくても良くなるんです。
あれはそう1988年のこと。野球ファンには懐かしい10.19。
近鉄バッファローズが奇跡の逆転優勝なるかという
ダブルヘッダー。
ニュースステーションで生中継されました。当時
パ・リーグの試合なんてテレビ中継は皆無であり、しかも午後10時の生放送である。
近鉄ファンでもないのに、逆転優勝の掛かったライブの迫力は凄まじく感じ、食い入る様に観たのを覚えています。
事実は小説より奇なりと言いますが、作り物のドラマより怖いのは事実であり、悲しいのも事実であり、嬉しいのも事実です。
ニュースステーションを皮切りに、報道番組や討論番組、ワイドショーも多くの時間で放送され、作り物より事実に多く関心が集まりました。そして、9.11
同時多発テロの生中継は事実の恐ろしさを伝えました。
ありふれた日常のドラマなら、自分の人生が面白い。ネットでリアルなニュースを追っかけたほうが面白い。ドラマに求めるものは多くの人で違いますが、求めていないという考え方もできる。事実に対抗できるものは、ドラマなのか?という疑問である。更に、事実には誰かのフィルターがかかることを学び、何が事実なのか?という事実の第2章がインターネットにより始まっている。
テレビにしか出来ないこと。
インターネットならば答えは簡単、自己満足だ。テレビはどうだろう?
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