サザンオールスターズが5年ぶりに復活。色々な初めてを
サザンオールスターズで達成した人も多いと思うのですが、5年も経つと結構忘れるんですよね。そう、「逢いたくなった時に君はここにいない」。
5年ぶりに活動を再会する
サザンオールスターズ。いいおじさん達ががどの世代まで影響力を持つのだろう?という素朴な疑問はきっととんでもない愚問なんだと思いながらも、5年の月日は彼らの存在そのものを忘れさせるのに丁度良い長さだった。彼らには35年のキャリアがあるのだから、ふとした瞬間やこれぞという瞬間にゾゾゾッとするぐらいマッチする音楽が揃っていたからだ。
サザンオールスターズとしての活動が35周年になるとは実に簡単な言葉だが、それがとんでもない時間であることは・・・彼らのデビュー時に生まれた赤ちゃんが35歳になった!では表現できないと思うのだ。音楽の入れ物の歴史、つまりレコードからCDへ。CDから
音楽配信へに興味深くリンクする。
■ 初めて購入したCDが
サザンオールスターズ。
1978年にデビューした
サザンオールスターズ。当時の音楽の入れ物はレコードの時代で、彼らの音楽もレコードだった。1982年にCDが販売開始といってもレコードのおまけのようであり、それはつまりCDプレイヤーが高額でありCDの需要自体少なかったからに違いない。この辺りの歴史は[W:
サザンオールスターズの
ディスコグラフィ]でご確認頂くとして、とにかく初めて買ったCDが
サザンオールスターズである人は多いと思う。
■ 初めてアーティストの私生活を垣間見た気がしたラジオの存在。
今でもラジオのパーソナリティとして活躍する
桑田佳祐。その昔、
オールナイトニッポンで今では大御所と言われるアーティストがパーソナリティを務めていた。
桑田佳祐もその1人であり、なんとも普通のお兄さんでエッチな人という先入観は彼自身の責任である。それよりも何よりも、歌を職業とする人の私生活、特に私性活については想像の粋を出ない少年だったことから凄い人だと思ったものだ。
■ 初めて歌のタイトルのホテルに巡りあう。
「パシフィックホテル」は
サザンオールスターズの「
HOTEL PACIFIC」で歌われている事で有名ですが、実際にパシフィックホテルを観たのは、田舎者が上京し湘南ボーイと友だちになったからに違いない。鹿児島の海を見て育ったからだろうか、東京ではなく
国道134号線から
西湘バイパスへのドライブが好きな田舎者だったのだ。(笑・・・とこじゃないけどね)
ここがパシフィックホテルだぜ~凄いだろって、全然そのホテルの偉大さも知らないので、まじで!と答えておくのは田舎者の知恵だったのだろうか。
初めてのデートで
サザンオールスターズのテープを編集したとか、あなたも初めてのサザンがきっとあったはず。
5年の月日でサザンの音楽配信もあるのだろうか?
レコードからCDへと上手に
サザンオールスターズも入れ物を替えた。CDから
音楽配信へと時代は流れているのですが、5年の月日はどう結論付けるのだろう。日本でCDが売れる数少ないアーティストであることも間違いない。そもそも、音楽を何で再生しようがサザンの良さは変わらないのであるが、音楽業界もまた農業と似た利権の綱引きがあるのだろう。
そろそろ、歌の作り手も声を揚げる時じゃあるまいか。
sas-fan.net: サザンオールスターズ