ひとりの道標

結婚できないひとり専門家、ひとり力を高めよう

岡本夏生に学ぶ「ひとり力」結婚しない人生

そういえば岡本夏生を最近テレビで見かけるようになった。再ブレイクなんて言われているけど、興味深い岡本夏生のひとり力。 ひとりの道標 バブルって1980年代後半から数年続いた、日本が好景気に沸いた時代。私はというと社会人駆け出しの頃で、勿論華やかなるバブルの恩恵なんて実感ない。実際バブルの恩恵に預かったなどという人はほんの一握りで、世の中や雰囲気だけがフワフワしていた時代。 面白くなければテレビじゃない!ってキャッチフレーズを思い出すが、じゃ面白くないからテレビじゃないですね~というのが現状のテレビ産業。面白くなければという決め言葉は、今も結構生きてるわけで、男性に求めるものが面白いとか普通に言われるのがバブル遺産。 岡本夏生をテレビで良く見かけた時代が、まさにその時期だった。個人的にはタイプでもなく全く興味もなかった。でも結構稼いでいたんだね。カミングアウト的な番組で、当時の年収とか話していたが、今となっては芸能人のギャラなんて、所詮は広告費位にしか思わない。 だから少し腹も立つ。だってさ、広告費って消費者が払うんだから(笑)。所詮やっかみって奴なんだろうけど、華やかな世界は波が激しい。今は何だか上手くやってる感じがして、芸能界自体がツマラナイけど。まぁ、岡本夏生って女性が同じ世代であり、逞しいことに感服したのだ。 彼女のひとり力は高い。一見するととても気の強い女性にみえるが、結婚のチャンスはあったのだと思う。暫くといってもかなり長い間、テレビで観ることはなかった。その間は相応の生活を送っていたみたいだが、紹介するふたつの記事に、彼女のひとり力が表現されている。
:arrow: 私が芸能人になった意味も、独立した意味も、結婚も出産もしなかった意味も、全部初めて答えが出たわけよ 部屋がゴミ屋敷だから、子供が住めないじゃん(笑い) 楽天Woman、NEWSポストセブンから引用
生まれたからには、何か理由があると思いたい。世間の歯車じゃなく、あるいは歯車だとしても、存在意義のある歯車になりたい。少しはこう自問する時期がある。彼女が独身だったからこそ、芸能人だったからこそ今できたこと。見事にそういう想いを達成しているが、本当はそういう呪縛からの開放だったのでないか? 結婚はいつでも出来るものだと思っていたと彼女。結婚できない人は、そういう想いが少なからずある。これはかなり本質を突いていて、私にある何かの存在。お金だったり、有名だったり、ちょっとスタイルが良かったり。何の存在によって私に人が集まっているか理解していないと、本当に求める人が見えなくなる。 彼女は、子供を生まなかったことを後悔している。女性としてはという本能的なものかもしれないが、男もいろいろ考える。先が見えないのではなく、実質的な先がない不安は40代特有だと思う。男ならば少なからず子供を授かるチャンスはあるが、女性には性的特徴であると同時に厳しい現実。 40歳を超えても、結婚というスタイルを望む人もいる。人生の最期を迎えるにあたり、ひとりであるかもしれない。だんだん寂しく感じられることがある。ひとりで最期を迎えるときほど、実はひとりでは大変なのだ。 ひとり力とは、できるならふたりで生きてみたいという表れなのです。そしてひとり力とは、誰かに頼らなければ達成できないのです。なんてな(笑)。 岡本夏生 被災地で自分が芸能人の意味、独身である意味悟る-楽天Woman- 岡本夏生「結婚と(一人の)ゴミ屋敷なら迷わずゴミ屋敷とる」-NEWSポストセブン-