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私を選挙に連れてって参議院選挙2013 キャッチフレーズとインターネット解禁

第23回参議院議員通常選挙が始まりました。インターネット選挙がはじめて可能となり注目されていますが、最終的な投票はまだ出来ません。選挙運動のみということで、単なる選挙カーのインターネット版になることは勘弁して下さいね。 さて、先の衆議院選挙に続き各党のキャッチフレーズにみる本気度。 第23回参議院選挙

■ 政党別 基本的な品詞の組み合わせ

各党のキャッチフレーズを調べましたが、一部解りにくい政党もあり全てあっているか不明です。しかし、そういう解りやすさも含めたインターネット選挙だと考えますのでご了承ください。また、新党大地は政党ウェブサイトや政策集にアクセスしづらい状態で(2013年7月4日午後4時過ぎ)、アクセスが集中する何かがあったのか?いずれにせよ、インターネット選挙解禁初日としてはやや寂しい門出ですね。 各党のキャッチフレーズを調べてみます。 自民党:日本を、取り戻す。(名詞+助詞+動詞) 公明党:安定は希望です(名詞+助詞+名詞+助動詞) 民主党:暮らしを守る力になる。(名詞+助詞+動詞+名詞+助詞+動詞) 日本維新の会:維新の挑戦。(名詞+助詞+名詞) みんなの党:戦う改革。(動詞+名詞) 生活の党:生活を守る!!(名詞+助詞+動詞) 共産党:「国民が主人公」の新しい政治を。(名詞+助詞+名詞+助詞+形容詞+名詞+助詞) 社民党:強い国よりやさしい社会(形容詞+名詞+助詞+形容詞+名詞) みどりの風:ふかせよう みどりの風の約束(動詞+助動詞+名詞+助詞+名詞+助詞+名詞) 新党大地新党大地の訴え(名詞+名詞+助詞+名詞) みどりの党:いのちをつむぐ緑のプロジェクト(名詞+助詞+動詞+名詞+助詞+名詞) 幸福実現党:挑戦しよう、日本。(名詞+助動詞+助動詞+名詞)

参議院選挙2013 キャッチフレーズの個人的見解

シンプルなキャッチフレーズは、心を掴みやすいものです。自民党は先の衆議院選挙と同じキャッチフレーズで挑みますが、リベラルな政策を打ち出す政党は言いたいことがたくさんあるのか、キャッチフレーズもややゴタゴタしています。

■ シンプル わかりやすいプラス効果のキャッチフレーズ

自民党日本維新の会みんなの党、生活の党、 みんなの党は助詞を用いないことから、ややぼんやりしたイメージ。自民党と生活の党がキャッチフレーズ上は同じなので、大分選挙戦略を勉強したのかもしれませんね。

■ マイナス効果のキャッチフレーズ

言いたいことが山ほどあるのよ、名詞や形容詞の多用でうざい。 民主党共産党社民党みどりの風みどりの党 動詞がなく何をしたいかわからない。 社民党 助動詞により印象が薄い、他人任せに感じる みどりの風幸福実現党

衆議院選挙から劇的に変わったキャッチフレーズ

民主党の場合。 「動かすのは、決断。」(動詞+名詞)から「暮らしを守る力になる。」(名詞+助詞+動詞+名詞+助詞+動詞)へ。 色々詰め込みましたね。衆議院大敗でキャッチフレーズ上も焦りが感じられる。 日本維新の会の場合。 「日本を賢く強くする」(名詞+形容詞+形容詞+動詞)から「維新の挑戦。」(名詞+助詞+名詞)へ。 非常にスッキリしたキャッチフレーズに。形容詞をなくしたことで強さが感じられなくなった。 社民党の場合。 「生活再建」(名詞+名詞)から「強い国よりやさしい社会」(形容詞+名詞+助詞+形容詞+名詞)へ。 あっさりからくどいキャッチフレーズへ。動詞がないので何をしたいかわかりにくい。 衆議院選挙の時は、日本維新の会が一番優れたキャッチコピーではないかと思いました。今度の参議院選挙のキャッチフレーズでは、目立って優れているなと思うとことはありません。それだけに、キャッチフレーズを変えなかった自民党が戦略的に上手なのかな。 以上、キャッチフレーズにみる参議院選挙でした。国語の先生ではないので、実にお遊び程度とご理解くださいませ。それ以上の企みはありません。いえ、何の企みもありません。