安堂ロイドが維納(ウィーン)ドウズだったら、視聴率は高いのか?
13年秋冬ドラマの注目は、リーガル・ハイと安堂ロイドだったに違いありません。それぞれ初回に平均視聴率21.2%と19.2%と期待を裏切らなかったが、2回目は大幅ダウンという結果は視聴者には無関係。面白いものを作れば観てやるよという挑戦状なのだ。
安堂ロイドが維納ドウズだったら良かったのか?
テレビの視聴率など、所詮テレビ局の中の人の話であり、面白くない番組は観ないというスタンスこそ唯一の視聴者の声なのです。例え視聴率が6.8%でも面白いと思って観ればいいのが視聴者であり、コレは困った!?と頭をひねるのがテレビ局の中の人。
今宵は、安堂ロイドが維納ドウズだったらというお話をしてみたい。つまり、人を掴むには色々な方法があるというお話です。
アンドロイドで想像するものって何ですか?
半沢直樹の最終回が、平均視聴率42.2%を記録したのは記憶に新しい。世間的には無名の小説を題材にし、正直木村拓哉主演の安堂ロイドの繋ぎだったのだと思う。それが化けちゃったから、困った事が色々あった事も記憶に新しい。
高視聴率なのに放送がないとかね、堺雅人さんのスケジュールがキチキチだったことも、それを強く印象つけました。堺雅人繋がりや日曜劇場枠という共通項で、まさにリーガル・ハイと安堂ロイドはツートップだったのです。
安堂ロイドはアンドロイド?それともAndroid?
スマートフォンの普及率が49.8%になったそうですが、安堂ロイドで何を想像したか?という質問はなかなか面白いと思うのだ。これだけスマートフォンが普及しているのだから、iPhoneが売れるといってもAndroidはその対極にあります。
そうなんですね。まずはスマートフォンのOSであるAndroidを、思い浮かべたはずなのです。キムタクとスマートフォン!?祖父とバンクじゃねぇの?
・・・なんてな。
ズバリ!安堂ロイドでアンドロイド=猫型ロボット人型ロボットを想像した
アンドロイドという言葉で、スマートフォンを想像するか人型ロボットを想像するかという違いは、ある程度の世代の判別もできるでしょう。今の時代なら、人型ロボットとAndroidは共存できると考える人も多いはず。
なんだが難しいね・・・。
脚本が悪いのだろうか、設定が甘いのだろうか、それとも視聴者に過度の知識を求めているのだろうか。安堂ロイドは何だか難しそうなのである。観てもわからないという表現にも通じるが、ドラマに難しさなど誰も求めていないのだ。
それなら、維納ドウズでもドラマタイトルは良かったかもしれない
Androidって言われても、まだまだ馴染みはない。OSなるものが表舞台に出て久しいが、それならウィンドウズこそ最もメジャーなOSでしょう。
維納(ウィーン)ドウズこそ、番組タイトルにふさわしい(苦しいな・・・。)やはり、ダジャレ文化が大好きなお国柄。ゆるキャラもそうだし、大の大人がダジャレを仕事にしているのだからね。
言葉ひとつで人は想像を巡らせる。恋もするし絶望もするし、そういう意味で半沢直樹では「出向」という言葉が印象的だった。「土下座」もそうだ。番組の何処かで視聴者がしおりを挟むことが出来た。
何だか、想像通りでツマラナイ。しおりも挟めない。