ひとりの道標

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高校野球が優れた教育なら、必修科目化が普通だろ?

2013年高校野球もベスト8が決まりそうです。これまでの戦いを一言で言うと「簡単じゃねぇ」なのですが、優勝候補や名の知れた高校の敗退が続き波乱含みの展開に。そして、高恋野球は教育だと言う輩がまだいた驚愕の夏。

高校野球は教育なのか?

高校野球2013 高校野球は教育なのか? 答えは否である。 高校野球を通じて優れた教育が行われているのであれば、全ての高校生が高校野球という教育を受けるべきである。特定の高校生だけに高校野球という教育をするのであれば、それは教育機会の剥奪なのだろう。 まぁ、高校野球が優れた教育だったらのお話ですがね。

スポーツはお金を稼ぐ手段としての教育ならありだ!

オリンピックなどのスポーツ大会で商業主義への批判があります。現在、絶賛放送中の世界陸上ですが、まさかね~半沢直樹が視聴率を取るって思っていないものだから、という番組構成ですがスポンサーが付いている。 テレビで放送されるということはそれ自体十分商業ベースですから、NHKが朝から生中継、民放テレビは熱い闘いをダイジェスト番組として放送している事で、高校野球が商業主義ではないと一概には言えません。 そもそも、プロ野球を目指す子供が山ほどいる高校野球の世界。甲子園で優勝を狙うチームと地方大会で早々に敗れるチーム。人の集め方も違えば資金力も違う。それらのチームが同じ土俵に上ることは、まさに柔道や相撲の精神なのだろう。つまり、体重は関係ないんだね。体重別が存在しないのが高校野球の世界。 高校サッカーには、プリンスリーグというシステムがあります。ある程度の成績を収めなければ参加できないのですが、プロ予備軍のような高校野球チーム同士は、そうして切磋琢磨すれば良いのでないか。

職業としての野球

プロ野球選手になりたいという夢は、プロ野球選手で稼ぎたいということ。職業としてのプロ野球選手ならば、高校で教育として野球を教えることは実に当たり前。夢を諦めさせるのも教育であり、可能性を求めて進学を勧めるのも教育だ。 単なる、礼儀作法を教えるとか継続することの大切さの教育なら、高校野球である必要性は薄い。それでも高校野球は教育だと言うのであれば、やはり全ての高校生が高校野球を学ぶべきだとイヤミを言ってやる。 スポーツで飯を食うという現実は厳しいものです。プロと言ってもやっと飯が食えたり、自分でスポンサーを探したり。一部のメジャースポーツのトップだけが目立つのですが、今となっては斎藤佑樹の野球観こそ普通なのか、野球バカとも言える田中将大がやはりプロだったのか。 いずれにせよ、高校野球が他の部活より優遇されているのは不平等なんて言わないよ。高校野球はプロに行きたいという志さえ、最後の最後まで口にしてはならない。大人が飯を食うためにツマラナイ決まりがあったりして、高校球児も可哀想。 僕も高校野球は大好きだ。ただ、高校野球は教育なんて神格化は大嫌い。正々堂々と生きる術としての高校野球教育なら大賛成。それで飯を食えるか教えてあげるんだよ。勿論、コーチはプロ上がりがいいね。高野連とは上手くやれそうにない・・・。 ■ 参考リンク wikipedia:高円宮杯U-18サッカーリーグ プリンスリーグ
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